私のオーディブル生活
どうも、ワタナベです。私は毎日シャツを縫いながらオーディブルを聴いています。
以前は電車移動の時によく本を読んでいたのですが、長浜に移住してから車移動に変わったため、本を読むタイミングを失っておりました。
車で運転して移動する、ミシンを踏んでいる、というのが私の生活の中で大半を占めています。そうです、目と手は埋まっているけれど、耳がガラ空きです。CMでも言っています。「オーディブルがすっぽりハマる時があるらしい」と。私の生活はすっぽりだらけでした。
約4ヶ月使用し36作品ほど聴いてみてナレーターによって作風がとても変わってくると感じたため、ナレーションレビューをしてみたいと思います。
まだ少ししか聴いていないし、聴いている作品が激偏りしているため、ライトにお読みください。一番最後に私の聴いたリストを記載しておきます。
ちなみに、私がオーディブルを聴いている環境は
・車の中やミシンを踏みながらといった大きい音がする中で聴いています。
・イヤホンで聴くときは骨伝導イヤホンを使用しています。(周りの音がよく聞こえている状態)
です。
①「読む」か「聞く」かでは、作品の選択が変わる
これまでは淡々と日常が過ぎていくような作品が好きだったのですが、オーディブルではサスペンスを選ぶようになりました。淡々と過ぎていく作品は、聴いていると違うことを考えだしてしまい聴き進められませんでした。サスペンスの方がナレーターの鬼気迫る世界観に引き込まれやすいです。
②騒音の中では響かない声のナレーター、一択
良い声とされるような重低音で内臓に響くような声、癒される囁くようなウィスパーボイスはどうしても内容が聞き取りにくいです。声が周りの音にかき消されてしまいます。オーディブルでは言葉がはっきりと聞き取れるということはとても重要です。聞こえなければ内容が理解できず本の世界に没入できません。
②俳優と声優の違いを楽しむ
これは聞くドラマです。脳内でそのシーンがイメージできることが楽しみの一つだと思います。そのイメージは声によってかなり変わってきます。
声優の方だと登場人物によって声色がとても変わります。登場人物が多い、または複数人での会話が多い時はとても認識しやすいです。また、セリフ以外のところは淡々と喋ってくれるので小説感も感じられます。
一方、俳優の方だと作品全体の世界観がつくられているように感じます。特に登場人物の主観で語られているような作品は、俳優ナレーターが担当しているものが私は好きです。
③イチオシナレーター
個人的イチオシナレーターは 小池 栄子 さんでした。『贖罪』(湊 かなえ)だけしか担当作品がないのが残念でしょうがない。もっと聴きたいです。
登場人物それぞれのシーンでは声のニュアンが微妙に変わり、しかもその変わり方がわざとらしくなく、違和感なく聴き進められました。しかも車の中で超聞き取りやすい。
最後に。
オーディブル、とてもいいサービスだと思っています。私はすっぽりターゲットユーザーです。しかし、「作品が脳内でミックスされる問題」が起こってきています。
基本同じ著者のものを2冊以上聞くことが多いのですが、シリーズものの作品だと同じナレーターの方がされているため、もうダメです。前回聞いた作品なのか、今回の作品のことなのか混同されています。この解決策あったら教えてください。
読了リスト
(本棚見られているようで恥ずかしい。)